背後からの恐怖

今から19年前の夏におきた出来事

この日は暑い夏の日で夜になっても部屋の中は気温は30度以上。一人ベッドで就寝をしていた。時間は確か22時頃と早めの就寝。向かいの居間では妻がまだ起きておりテレビを観ている。寝苦しくてすぐに眠りにつくことはなく、うとうとしている状態だった。私の状態はベッドの隅に体を寄せ、窓に向いて横になって寝ていた。部屋の明かりは点けたまま。そんなことで寝始めて30分か40分ほどたった頃だろうか、また以前にもあったように背中を何かが首から腰に掛けて触られる感触。まぁそのままにしていた、これは夢の中だから。姿勢も変えずただその触られる感触に堪えながらじっと堪えていた。でも数回それが繰り返されるとちょっとくすぐったくなった。いい加減にしてほしくて振り返ったところで夢から覚める。
夢か・・・そう認識したところで寝た姿勢のまま目を開いて辺りの様子を確認、別に寝る前と変わりはない。寝た姿勢も同じで、明かりが点いたままで、向かいの部屋では未だテレビの音が聞こえ、私が寝る部屋には誰も居ない。時計をみると就寝から約2時間ほど経過していたが、まだまだ眠い。そのまま眠りにつこうと思っていると、あれ?また背中に何か触る感触・・・えっ、何?・・・背後から2本の手が出てきた。その手に驚いて振り向こうとしたとき、腰までありそうな長い黒髪の女性が覆い被さるように現れた。色白の顔をしていたが、覆い被さってきた瞬間、払いのけるように起き上がったところで、その女は消えた。
前にあった背中を触ったのは、今回と同じものの仕業だったのかも。それ以来、たまぁに背中を触られることはあったけど、ほぼ気のせいな感じだけの出来事があるくらい。

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