もう今から30年以上も前のお話。
不思議な体験は夢の中でよく起きる。。。いや、正確には目を閉じて眠りにつこうと思ったとき。
事故の状況をみてから次の日は、いろんな顔が出てくる。何か語りかけているようだけど、その声を聞き取る能力は私には無いらしく、わからない・・・
そんな様子の私を隣でみていた妻は、やや不可解な様子でいる。
そこで、私がみている様子を妻にもみせてあげようってことで、手をつないで眠ることに・・・
そうは言っても実際に私がみている情景をみせることができるのかどうか、試したことなんかないし、できる根拠はまったくない。・・・まぁ軽い冗談で言ったことだった。
眠りにつくとすぐに、顔中血だらけになった女性や青白い顔で苦しみにゆがんだ年老いた男性や、人間かどうかもわからないような者達・・・入れ代わり立ち代わりに私の方へとやってくる。
何かされるわけではないが、近寄ってくれば逃げたくなる・・・
深い眠りではない。いや眠っていないのかも・・・なんとなく魘されているような自分がわかる。
もう今では夢の中の情景を詳しくは憶えていないが、あまりに沢山私に寄ってくる者達から逃げるようにして私は目覚めた。その直後、妻も目覚める。
時間は未だ真夜中(正確な時間は覚えていない)・・・すると、
目覚めるやいなや、妻は怯えている。「どうした」って私が聞くと、さっきまで私がみていた情景と同じ夢を妻はみていたのだった。
私は「同じ情景をみることができるんだぁ」と、怯えている妻をよそに変な関心をしてしまった・・・
しかし妻の方はそれどころではい。恐怖で震えてしまい怯え眠れないでいる。
私にとっては、今回みえた情景は珍しくはないが、妻にとっては初めてのことであり、恐怖に怯えて眠れなくなってしまうのは無理もないこと。
そこで、私は依然自分の身体が急に震えだし、身体が動かなくなったときがあって、黒い人影が頻繁に出現したことがあった。そのときに一緒にいた人にもらった数珠を渡すことにした。
私はこの数珠を使うことはなかったけれど、もう十数年も念を入れられ、清められた数珠とかで、私は大事にしまっておいたもの。
妻にはこれを枕の下において眠りなさいと言って手渡した。
これで安心したのかどうか、妻はぐっすりと眠れたようで、それからは毎日その数珠を手放さないでいる。
こんな出来事があって以来、不可解な面もちで私の出来事をみていた妻も、何かあると思い始めたようだ。
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